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性病にはクラミジア、淋病、コンジローマなど様々な種類があります。それぞれの特徴をご紹介します。

性病に対する関心を、ちゃんと持っていよう

性病に対する関心を持つことをすすめる女医

性病というのは、男性も女性もまったく関係なく感染する病気です。

つまり誰にでも性病に関するリスクというのは生じるので、性病の知識は必ず持っておきましょう。

先進国において、もっとも性病患者が増えているといわれているのが日本です。

多くの日本人は性病に対してまったく関心がなく、知識も乏しいと言えます。

なんとなく恐ろしい病気というだけで、それ以上の知識がないために、先進国の中でもこれほどまでに感染者が多いのです。

特に女性の場合は性病による自覚症状が少ないといわれているので、感染したことに気づかず放置してしまう人がたくさんいます。

もちろん男性も性病に感染することはよくあります。

特に風俗によく通う人は危険だと言えます。

また、最近では「性のネットワーク」を築いている人もいます。

不特定多数の異性と性的な交友をもっているために、感染率が上がり、さらに感染者も知らず知らずのうちに増加させてしまっているのです。

性病にはいろんな種類があります。

それらの性病を全て覚えるとなると大変ですが、感染する可能性の高い性病はいくつか覚えておきましょう。

男性の感染者が多い淋病とは

淋病に罹った男

性病の中でも特に有名なのがクラミジアでしょう。

感染の報告数が最も多い性病なので、数ある性病の中でも特に有名だということができます。

特に10代から20代で感染することも多く問題になっているので、クラミジアについての知識がある方は多いかもしれません。

クラミジアは自覚症状を感じにくく、気づいた頃には症状が悪化していることが多々あります。

そのクラミジアに次いで有名な性病のひとつに「淋病」と呼ばれるものがあります。

淋病は淋菌の感染によって起こる性感染症となっています。

日本においては年間1万人ほどの感染者が出ているといわれていて、感染者の70%が男性、30%が女性です。

淋病は1984年が特に感染者が多く、そこから少しずつ減少傾向にありました。

しかし1990年以降からはまた感染者が増えてきており、今も多くの人が淋病に悩まされています。

そして淋病はクラミジアと同様に自覚症状がないのが特徴なので、気づかないうちに感染していたり、パートナーに感染させてしまうという可能性があります。

淋病の症状についてですが、淋病は感染してから早くて数時間後、遅くても数日後にその症状が出始めます。

男性が尿道に感染した際には淋病性尿道炎になってしまい、排尿の際や勃起の際に痛みを伴う可能性があります。

また睾丸が腫れて痛むこともあり、ウミがたくさん分泌されるようになってしまいます。

女性の場合は子宮頸管に感染して、子宮頚肝炎となってしまいます。

この場合もしばらくは自覚症状がないので気づきにくいですが、黄色いおりものが出てきたら感染を疑ってみましょう。

性器ヘルペスもおそろしい性感染症です

性器ヘルペスに驚く医者

性器ヘルペスというのは、単純ヘルペスウイルスにより感染するウィルス性の性感染症となります。

単純ヘルペスウイルスにはHSV-1と性器に対して感染するHSV-2が存在します。

ヘルペスは水ぶくれが集まってできたものであり、急性の炎症性皮膚疾患になります。

口元にできる口唇ヘルペスを知ってる人は多いと思いますが、HSV-2によって性器にヘルペスの症状が出てしまうことがあります。

口元に感染するHSV-1とは違い、性器に感染するHSV-2は感染率が10%と低めになっています。

そのためよく見られるような性感染症ではありませんが、それでも警戒はしておくべきでしょう。

女性が性器ヘルペスにかかってしまった場合は、外因と膣の入り口付近に赤いブツブツや潰瘍、水ぶくれなどができてしまいます。

男性が性器ヘルペスになってしまった場合は、ペニスの先端(いわゆる亀頭)、包皮などに赤いブツブツなどの症状があらわれます。

また、男女に関わらず、肛門やお尻などに症状があらわれることもあります。

また、性器ヘルペスは初めて感染した場合は症状が重く、再発の場合は症状が比較的軽いという特徴があります。

性器ヘルペスは基本的に性行為から感染します。

性器ヘルペスを患っている人との性行為、口唇ヘルペスを患っている人とのオーラルセックスなどによって感染します。

それだけでなく、ヘルペスウィルスがついたタオルや便座などを使用することによって感染することもあります。

この点はクラミジアなどとは異なるので注意しなければなりません。

尖圭コンジローマにも要注意です

尖圭コンジローマに注意を促す医者

尖圭コンジローマというのは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスによる性感染症です。

基本的には亀頭や陰茎、女性は膣に感染します。ごく稀に口唇にも感染するのが特徴です。

尖圭コンジローマに感染した場合は、鶏のトサカのようなイボができてしまいます。

ただイボができても何かしら自覚症状を感じることがないので、気づかない人も多いです。

尖圭コンジローマによるイボはそのまま放置するとどんどん大きくなってしまい、さらに数が増えるようになります。

ちなみに男性の場合は尖圭コンジローマに似た症状があって、白い小さな点々が陰茎にできることがあります。

また真珠様陰茎茎小丘疹(しんじゅよういんけいしょうきゅうしん)という症状もあって、亀頭周辺部分にぶつぶつができることもあります。

自然治癒することもありますが、再発の可能性が高い性病となっています。

尖圭コンジローマも感染経路は性行為が多いです。

尖圭コンジローマを患っている人とのキスだけでも感染する恐れがあるので注意が必要です。